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エリンギ速報ではきのこネタ、きのこたけのこ戦争についてのスレを積極的に載せてきます!

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2008.10.25 (Sat)

モンスターハンター独歩

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:29:22.28 ID:5t+qwJcn0
豪雪の山奥を一人の男がさまよっていた。
男「夜叉猿と遊ぼうと思って飛騨の山奥に来たはいいが、どうやら迷っちまったみてぇだな」
冷たい風は容赦なく吹きつけ身を凍えさせる。
男「しかし、こんな山奥なんざ冬に来るもんじゃねぇなぁ。さて、どっちに行ったら町までたどり着くことやら…。まぁこれも修行のうちだ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

突然、男の周囲に低い轟音が鳴り響く。
男「なんだぁ、この音は?」

ガァァァァァァァァァァッッッッ!!!!!

男「ッッッ!!なんて声だッ!?後ろか!…なんだぁ、こいつぁ…」
男は目を疑った。自分の知る限りではこの世に存在し得ない生物がそこに立ちはだかっていたのだ。



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:31:26.49 ID:5t+qwJcn0
男「恐竜…?」

強靭に発達した顎に鋭い爪、長い尻尾を持ち4足歩行、その姿は人間が今まで実際に目にしたことはないであろう恐竜の姿によく似ていた。

男「俺は夢でも見てるのか?悪い夢なら、醒めて欲しいねぇ」

その生物は男をにらみつけると前足を地面に突き立てて男の方向に身構えた。

男「くるか?」

攻撃の気配を察した男もその生物に対して身構えた。

ガァァァァァァァァァァッッッッ!!!!!

ドドドドドドドドド

男(突進か!避け…間に合わんッ!受けるッ!!)

ガシィッ!




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:33:21.05 ID:G654CkuG0
ティガか


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:34:17.76 ID:5t+qwJcn0
ガガガガガガガガガガガガガッ

男(なんてぇバカ力だ、とまらねぇッ!)

渾身の力を込めて踏ん張るが男は後ろへと押されていく。

男(!!崖ッ!!止まれッ…間にあわんかッ!くッ…)

男は崖下へと消えていった。




10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:37:00.01 ID:5t+qwJcn0



男「んっ、ここは…どこだ?」

女「気付いたかい?」

男「…あんたは?それに俺は…?」

女「あたしはこの村の住人。あんたは雪山のふもとに倒れてた」

男「そうか、そいつは面倒をかけた。すまねぇな」

女「なぁに、せっかくギルドが派遣してくれたハンターさんだ。あたしらに出来ることなら何でもするよ」

男「ハンター?」

女「あんたはギルドから派遣されたハンターなんだろ?」

男「何のことか、よくわかんねぇが…」

女「…そうかい。悪かった。体が治ったら早くこの村から出て行くといい」




11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:38:47.76 ID:5t+qwJcn0
男「なんでだい?」

女「この村は、いつもモンスターの襲撃に脅えながら暮らしてるんだ。そのモンスターを退治するためにギルドからハンターの派遣を待ってるんだが…いくら待っても来やしないんだ。結局ギルドはこんな地方の小さな村のことなんて考えてないのさ」

男「そうなのか…よし、この身を助けてもらった恩だ、この愚地独歩様がなんとかしてやろうじゃねえか!」

女「なんとかって言ったって、相手はモンスターだぞ!?それにギルドから派遣されるハンターは全員特殊な訓練を受けた人間だ。あたしらみたいな普通の人間じゃ犬死するのがオチだよ!」

独歩「この俺の体を見ても、普通の人間だと思うかい?」

女「…服///」

独歩「おっとすまねぇ、まぁこの俺に任せておけ!」

女「…すまない、ありがとう」




13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:40:49.08 ID:7VSVCNJV0
このスレはG級と見たッ!!!支援しようッ!!


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:41:54.58 ID:5t+qwJcn0



独歩「にしても、小さな村だな」

女「もっと大きな町ならギルドからの支援が行き届いているから発展しているんだけど、こんなへんぴな片田舎じゃそれも期待できない。みんな山のふもとの薬草をとったり小動物を捕まえたりして生活してるんだ。あ、あのバァさんがこの村の村長だよ」

村長「ほう、話には聞いてはおるが、いい体をしておる。ギルドで鍛えられたハンターと遜色ないね」

独歩「おうよ、俺を誰だと思ってやがる。神心会会長の愚地独歩様でい」

村長「ふむ、それがなにかは知らんが頼もしいわい」

独歩「しらねぇのかよ…」

村長「まぁいい、説明するぞい。独歩よ、お主には村を襲うモンスターを退治してもらう。そのためにはまず鍛冶屋で装備を整えてもらう。片手剣、大剣、ボウガンに弓…いろんな武器があるから自分にあったものを選ぶんじゃ」

独歩「武器ぃ?空手家は己の拳と磨き上げた空手の技が最大の武器よ!それ以外は何もいらねぇ」




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:43:52.63 ID:/5xK3PcH0
スーパー独歩ちゃんならパンチで10点ずつはいきそうだな


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:46:12.52 ID:75Cp7+fi0
ドッポの拳なら、斬・打どっちの属性もイケるね。
ガードも回し受けでいける。


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:46:30.13 ID:5t+qwJcn0
村長「なんと無謀な…まぁお主がそういうのならよいが…」

独歩「おうよ。で、まずはどいつをやっつけてくればいいんだ?」

村長「2,3日前に雪山でドスギアノスというモンスターが目撃されておる。
   村人が襲われて重傷を負ったんじゃ。お主にはまずそのモンスターを討伐しに行ってもらう。
   ほれ、これがその写真じゃ。そんなに強い相手ではないからの、お主の力を見極めるのにうってつけの相手じゃ」

独歩「まーだ俺の実力を疑ってるんかい…まぁいいや」

村長「明日の朝、ギルドに雪山まで派遣させるからの。それまで準備しておくんじゃぞ」




25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:50:50.83 ID:5t+qwJcn0




独歩「ふぁ~、よく寝たぜ」

女「本当に装備なしで行くつもり?」

独歩「俺は物心ついてからこの肉体だけを頼りに生きてきた。装備なんかに頼ったら錆びちまうよ」

女「そう…これは持って行って。ホットドリンクよ。これを飲めば雪山でも寒さを感じずに行動できるわ」

独歩「そいつぁありがてぇ。おっ、ちょうど迎えが来たみてぇだな。いってくるぜ」

女「死なないでね…」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:51:58.57 ID:5t+qwJcn0
独歩を連れたギルドの一行が雪山のベースキャンプへと到着した。

山のふもとは雪が解けかけてその水がきれいな湖を作り上げている。

独歩「なかなかキレイなとこじゃねぇか。日本にもこんなところがあったとはなぁ。今度克己でも連れて来てやるかな」

そういうと独歩は大きく伸びをした。

その危機感のなさにいらだったのかギルドの係員がまくしたてる。

係員「いいですか?今日のあなたの目的はドスギアノス1体の討伐です。日が暮れるまでが制限時間です。
   討伐の様子はギルドが気球で監視していますから目的を達成しだい迎えのほうを送ります。では行ってください」

独歩「そんなつっけんどんな態度とらなくてもいいじゃねぇかよう…」

ブツブツと文句を言いながら独歩はベースキャンプをあとにした。




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:56:49.77 ID:MO1ULdpaO
オーガならどんなモンスターが出てもつまらん勝負になりそうだが独歩なら良い勝負もありそう。


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 02:57:04.27 ID:5t+qwJcn0
独歩「さて、ドスギアノスか。もう一度写真を確認しておくか」

写真には1体のモンスターが写されていた。

大きさは大体3~3.5mくらいであろうか。

足は4本あるが後ろの2足で歩行して前の2足で獲物に攻撃するという。

独歩「ふもとには、象みてぇなやつらしかいねぇな。どれ、登るとするか」

そう言うと独歩は頂上に向かって登り始めた。

20分ほど登ったところで開けた場所へと出た。

独歩「話によると、ここがモンスターの縄張りらしいな」




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:00:41.18 ID:5t+qwJcn0
ギャーッ、ギャーッ!

1頭のモンスターが独歩に対し威嚇をしてきた。写真で見たドスギアノスの姿かたちと全く同じモンスターだった。
独歩「おっ、あいつじゃねぇか?写真のやつに間違いねぇな」

独歩はドスギアノスに正対すると腰を落とし、構えをとった。

モンスターも独歩の殺気を感じたのだろう、今にも飛びかからんとする姿勢をとる。

一瞬の間が空いたあと、モンスターが独歩に飛びかかってきた。

独歩「野生だな。動きは早ぇが、直線的すぎるぜ」

バキィィィッッッ!!!!

皮一枚でドスギアノスの飛びかかりをかわすとスキだらけになったドスギアノスの胴体に正拳突きを叩き込んだ。




34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:04:15.19 ID:5t+qwJcn0
皮一枚でドスギアノスの飛びかかりをかわすとスキだらけになったドスギアノスの胴体に正拳突きを叩き込んだ。

…ギャース…。

独歩の渾身の一撃を受けたドスギアノスは数メートルほど吹っ飛んでそのまま息絶えた。

独歩「なんでぇ、もう終わりかい?」

監視員「そんな、バカな…」

一部始終を見ていたギルドの監視員は思わず驚嘆の声を漏らした。




35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:05:01.55 ID:5t+qwJcn0




村長「なんとお主、あのドスギアノスをたった一撃で倒すとは。しかも素手で…。おぬし何者じゃ?」

独歩「だから神心会会ty

村長「お主にならあのモンスターを倒せるかもしれぬ」

独歩「…ちぇっ。で、なんだよあのモンスターって?」

村長「ティガレックスと言ってな。昔からこの村に何度も被害をもたらした悪魔よ。
   ギルドからのハンターも数人やられておる」

独歩「どんなやつなんでい?」

村長「こいつじゃ」



独歩「…こいつぁ。見たことあるぜ。こいつに俺は崖から突き落とされたんでい」

村長「なんと…ティガレックスに遭遇して生き延びたものがおったとは…」

独歩「ちょうどいいや。こいつには借りを返したいと思ってたんだ」

村長「おお、行ってくれるか…!」




37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:06:02.15 ID:RzDk2ElRO
独歩はやっぱ強いなっ!


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:07:14.57 ID:75Cp7+fi0
ドスギアからいきなりティガかよwww

クック→レイア→フルフルの洗礼はどーしたw



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:09:47.92 ID:5t+qwJcn0
>>38 それ書くと長くなりそうなので・・・




女「ごめんね、本当はうちの村のことだから自分達で解決しなきゃいけない問題なのに…」

独歩「なに水臭いこと言ってるんでい、あんたは俺の命の恩人だ。
   命の恩人の仲間はみーんな命の恩人だぜ」

女「…ありがとう。ねぇ、独歩さんって好きな人とか、いるの?」

独歩「おうよ、うちには愛するヨメさんが俺の帰りを待ってるんでい。
    ま、いつも尻にしかれてばっかりだがな」

女「…そう、じゃあ奥さんのためにも早く帰らなきゃね」




40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:10:29.10 ID:5t+qwJcn0
独歩「そうなんだが、ここはまさか日本じゃねぇよな?」

女「ニホン?多分違う…と思うけど」

独歩「そうかぁ。俺は違う世界に来ちまったのかねぇ?」

女「そのニホンに奥さんがいるのか?」

独歩「そうなんだが、帰り方がわかんねぇとなると…こりゃかぁちゃんにまた怒られるぞ」

女「フフフ」

独歩「な、なんだよ」

女「ううん、なんでもない。明日そのことについて村長に聞いてみようか」

独歩「そうだな」




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:15:18.91 ID:5t+qwJcn0


独歩「―――――というわけよ。なんとかならねぇか?」

村長「そういえば、少し前にお主と同じようにこちらの世界に迷い込んできた男がいたらしいのう。
   その男は鬼神の如き強さで多くのモンスターを屠り去ったと伝説になっておるよ。
   確か名をユージローと言ったかのう。
   その後ギルドが何らかの手段で違う世界に送り帰したそうじゃが…。
   まぁこの件についてはティガレックスの討伐が成功したらギルドに打診しておこう。
   ギブアンドテイク、というわけじゃ」

独歩「命の恩人の村の危機をほっぽり出して帰ったりしねぇから安心しな。
    じゃあギルドからの迎えが来たことだし、行ってくるぜ」

女「ケガ、しないでね…」

独歩「誰に向かって言ってるんでい、この神心会会ty

係員「じゃあ行きますんでー」

独歩「おい…お前らわざとやってるだろ」

女「フフフ、待ってるからね…」

独歩「おうよ!」


独歩「…ユージロー、か。まさかな」




41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:13:27.47 ID:d4DrwREG0
ひぐらしの人かい?


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:20:14.05 ID:5t+qwJcn0
>>41 ひぐらしの方ではないです



係員「今回はティガレックスの討伐が目的達成の条件です。
   今まで僕はこの目的を達成したハンターを見たことがありません。
   ですが、あなたならできる、そんな気がします。ぜひあの村を救ってください!」

独歩「なんでぃ大げさな…。まぁ見てなって、必ず救ってやるからよう」

独歩は一歩一歩ティガレックスの縄張りに向けて足を踏み出した。

雪山一帯は異様な雰囲気に包まれていた。

以前来たときは少し木々の間を見渡せば動物の足跡を見つけることが出来たが、今は足跡どころか泣き声すら聞こえてこないのだ。

独歩「なんてぇ空気だ…。体中の皮膚がビリビリしやがるぜ。
   こんなのは勇次郎と立ち会ったとき以来だな」

大きな緊張感と圧迫感を全身に受けながら独歩は歩を進めた。




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:23:05.66 ID:5t+qwJcn0



独歩(…近いか)

野生の気配が強くなっていく。

ガァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!

独歩「!!!上かっ!!!」

ティガレックスの巨体が上空から勢いよく降り立った。

独歩「前回のは俺はやられたとは思ってねぇぜ。かかってきなぃ!!」

ティガレックスが右手を大きく振りかぶる。

独歩「そんな遠くから何を―」

そのまま右手を地面に叩きつけると大きな雪の塊が独歩を襲った。

独歩(!?こいつッ、こんなことまでッ…回し受けッ!!)

バシュンッ!!

雪の塊がはじけ飛ぶ。

独歩「どうよ、空手の真髄は。ミサイルでも火炎放射器でも持ってこいや!」




46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:26:47.19 ID:5t+qwJcn0
ティガレックスは無駄だと判断したのだろうか、上体を前のめりにすると独歩に向かって猛然と走り出した。

独歩「こいつぁすまねぇが…避けさせてもらうぜ」

そういうと独歩は勢いよく地面を蹴って空中へと跳躍した。

勢い余ったティガレックスはバランスを崩し一瞬の隙ができる。

独歩「フンッ!!!」

バキィッッッ!!!

後ろからティガレックスの背中に正拳突きを叩き込む。

独歩「!?硬ぇっ!!」

今まで殴ったことのない、質の違う硬さであった。

どんなに硬いものをも貫いてきた拳が弾かれ、独歩は思わずのけぞった。




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:28:10.86 ID:75Cp7+fi0
弾かれたか


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:30:01.33 ID:5t+qwJcn0
独歩「これは、まずいッ、この距離はッ!!」

独歩の予感は的中した。

ティガレックスは少し身を縮めたかと思うと勢いよく回転した。

独歩は長い尻尾に激しく打ちつけられそのまま後方へと吹き飛んだ。

独歩「がはッ、こいつぁ効いたぜぇ…」

ティガレックスはさらに追撃の体勢をとる。

独歩「突進…避けられねぇ…」

独歩に向かってまた猛然と突進する。

独歩「クッ…」

ガシィッ!

四つの形となる。




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:33:43.02 ID:5t+qwJcn0
独歩「強ぇっ…力で勝てねぇならッ!!」

ザシュッ!

ギャァァァァァァァァ!!!

ティガレックスの目に独歩の指が突き刺さる。

独歩「ちッ、浅かったか…まぁ少しの間は動きは止まるだろ。
   まずはあの邪魔な尻尾を切らせてもらうぜ!!」


ビシュッ!!!


独歩の手刀がティガレックスの尻尾を見事に切り離した。

ギャァァァァァァァァ!!!

独歩「さっき掴んで分かったがヤツの頭は肉が柔らかかった…頭が弱点かッ!
   しかしあいつの正面で拳を叩き込むのは…骨が折れるぜぇ…」

視力が元に戻ったのだろうか、ティガレックスが独歩のほうに性格に狙いを定めた。




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:37:11.66 ID:5t+qwJcn0
独歩「とりあえず正面は危険だ…周りを回りながら隙を見て一撃くれてやるしかねぇようだな」

再び突進。

独歩はそれを同じように跳躍してかわすとティガレックスの振り向きざまに頭に正拳突きを放った。

骨が砕ける感触が拳に伝わる。

強烈な一撃にのけぞるティガレックス。

独歩「やったか?」

ティガレックスは後ろにステップすると両腕を地面に突き立てて大きな咆哮をあげた。




51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:40:18.96 ID:5t+qwJcn0
独歩「相変わらずなんつう声をッ…。腕の色が赤く…?」

独歩に対して身構える。

独歩「また突進か、ワンパターンだぜ?」

だが、次の瞬間、独歩の体は宙を舞っていた。

独歩「速度が、上がった…ッ?こいつぁヤバイぜぇ…」

独歩の体が地面に叩きつけられる。

独歩「うぅッ、がはぁッ…キツイな…」

突進を終えたティガレックスが再び独歩のほうに向き直る。




52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:40:53.94 ID:5t+qwJcn0
だがその巨体には先ほどのような体力はないように見える。

独歩「なるほど、お互い瀕死ってワケか…次が最後だな、決着つけてやるぜぇ!!」

ティガレックスは強靭に発達した手足に力を込めると独歩に突進してきた。

独歩「頼むぜぇ俺の拳よ。信じてるからな」

お互いの距離が縮まる。





ガァァァァァァァァァッッッッッ!!!!!


フンッッッッッッッッッッッッッ!!!!!








54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:44:27.58 ID:5t+qwJcn0




独歩「おいおい、もう飲めねぇよ。しかもあんたらは恩人なんだぜ。なんか気が引けるぜ」

村長「何を言っておるか、お主は村の英雄なのじゃから気兼ねなどせんでたんと飲みなせぇ!」

女「そうよ、あなたのおかげでこの村の危機が去ったんだから。感謝してもし足りないくらいだよ」

村人A「そうだ、独歩さん。アンタはこの村の伝説だぜ!」

村人B「そうだそうだ!あんたがイヤって行っても永遠に語り継いでやるから覚悟しとけよ!」

独歩「へへっ、参ったなぁ…」




56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:48:45.82 ID:5t+qwJcn0
村長「どうじゃ、独歩よ。元の世界になど戻らずにこちらの世界でハンターを続けてはくれぬか?その子を嫁にもらってのう」

女「ちょ、ちょっと何勝手なことをッ///」

独歩「すまねぇな、むこうには俺の帰りを待ってくれてるバカどもがいるんでぇ」

村長「そうか、そうじゃろうな。すまぬな、無理な願いををいってしまって」

独歩「こっちこそすまねぇな。そういえば、俺は帰れるのか?」

村長「ギルドに手配しておいた。明日の朝にはギルドの関係者が来るじゃろうて。」

女「帰っちゃうん…だよね…?」

独歩「おう。元気でな」

女「うん、あなたもね。あ、そうだ、御礼をしてなかったからしなきゃ。」




57 :すみません、書き溜めなくなりました:2008/10/25(土) 03:52:05.90 ID:5t+qwJcn0
独歩「いいよそんなの、照れくせぇ」

女「だーめっ、いいものあげるから目をつぶって」

独歩「なんだよ全く…ほらよ」



チュッ



独歩「……ッッッ///」

女「フフフッ」

独歩「…お、おいッ、飲むぞほらッ!!!」

村人達「いいぞいいぞー!!!」




58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 03:58:02.91 ID:5t+qwJcn0
独歩「じゃあ、世話になったな」

村長「いやいや、こちらこそ」

女「またこっちの世界に遊びに来てね」

独歩「おう、じゃあな」

ギルド関係者「では行きましょうか」









59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/25(土) 04:00:33.23 ID:5t+qwJcn0
独歩「ただいまー」

独歩妻「おかえりなさい。ずいぶん長い間修行してたのね」

独歩「おう、いろいろあってな」

克己「お帰りなさい、父さん」

独歩「お、なんだよ克己、珍しくゲームなんかやって。どれどれ、モンスターハンター…」

克己「これすごく面白いんですよ。今ちょうどティガレックスっていうモンスターを倒したんです。
   まぁ僕レベルになるとティガレックス程度雑魚ですね。
   こんなやつに苦戦する人なんて考えられませんよ。そんな人雑魚以下ですね」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・



克己(な、なんだこの殺気は・・・)


独歩「…オィ、克己ィ…。今日からみっちり稽古つけてやるから覚悟しときなァ…」


克己「え、えええええええええええ!?」
  

                                                  ―完―


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Comment

中学生が書いたようなSSだな
名無しのエリンギ |  2008年10月25日(土) 14:53 | URL 【コメント編集】

裕次郎がポケモンハントした後にバキのSS見るとポケモンのすごさがわかるな
名無しのエリンギ |  2008年10月25日(土) 15:21 | URL 【コメント編集】

まぁ、でも面白かったよw
名無しのエリンギ |  2008年10月25日(土) 18:35 | URL 【コメント編集】

独歩の奥さんはナツエだがなんで独歩妻になってんだよw
あと克己のキャラが違う
名無しのエリンギ |  2008年10月25日(土) 22:35 | URL 【コメント編集】

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